たまには、自称、犬通の方によって訓練された犬の再訓練を受けています。

しかし、その再訓練はかなりきついです。

犬は完全に前の方による暴力的な訓練で神経質になってしまって、飼い主や私の手をすぐ噛みます。

犬の悪癖を修正するのに一番やってはならない事は、いわゆる世間の言う徹底的に犬を遣っ付ける陳腐な方法です。

むしろ問題の深刻な犬にたいしてこそ、優しく接しないとだめです。

先天的に人間を噛む犬はおそらく存在しません。

問題になってしまう原因は飼い主にあると思います。

兎にも角にも、絶対に犬をいじめないてください。

叩いたり、むきに怒ったりは、さらに問題悪化に繋がります。

昨日、生後１０歳の柴犬の噛み癖直す依頼を引き受けました。

そのワンちゃんは６歳ごろから飼い主を噛むようになりました。

飼い主さんに6年前に愛犬の飼う環境とか飼い方などが急に変わったことありますかとお訪ねしたら、「確かに6年前に家の周りに分譲地が出来、次々と新築が建てられました。

また、少し遠くに大きいマンションが建てられました。

それから、犬が無駄吠えになり、次第に犬は飼い主を噛むようになりました。」

お母さんの手と腕は穴とアザだらけ、見てて痛々しく、可愛そうでした。

だれも触れないから結局４年も犬のお散歩もできませんでした。

　　　　私は犬が豹変する理由は分かりました。当然このような癖を治せますが、

　　　　しかしその場で、「もし早く着手すれば、ご家族はそんなに苦しい体験を

　　　　しなくてもすむ」と言い伝えました。

結論から言うと、噛み癖にしても、何にしても、やはり早期発見、早期治すことは肝心であります。

愛犬の糞の持ち帰りはマナーです。

日本には142種類の犬がいます。

小型、中型、大型。

そして、長毛、短毛。

あとは雄か雌・・・・・・

どの犬にするかは案外決め難い。

現在、景気の影響でしょうか、大型を飼われる人口は日本のバブル時代より、断然少ない。

では、小型と中型となると、何を選んだほうがいいかはみんなが悩む。

どの種類にするかはこれから犬を飼おうとする方の個人問題なのです。ようは好みの話し。

ただ、一つだけご注意頂く事項があります。

　　　　　　　　お家の誰かはもし花粉症、アレルギ症、アトピー症を持っているならば、

　　　　　　　　絶対に抜け毛の少ない犬種を選ぶべきである。

たとえば、ヨークシャ・テリア、シュナウザー、プードル・・・

衝動買いは禁物。

あとは飼い主と犬は互いに不幸。

吟味し、研究し、繰り返し考慮。

そして、決心。

このプロセスを確実に踏んでください。